ごきげんPNFセミナー

ごきげんPNFセミナー · 23日 8月 2019
ハイサーイ!! 8月9日(金)、毎月恒例の「ごきげんPNFセミナー」を開催いたしました! 講師は、当院の理事でIPNFAインストラクターの勝浪省三先生でした! 今回も台風の強風域のなか、たくさんの先生方が集まってくれましたよ!! 今回の症例紹介です。 年齢;70代 性別;女性  疾患;頸椎性脊髄症(失調あり) AL:歩行の改善 →現在ウォーカーで自立 CI; 協調性低下、筋力低下(体幹・特に中臀筋)、肘屈筋は強い。 その他の情報は、可動域に問題はなく下肢に比べて体幹が弱い。立位で下肢の挙上は可能(屈筋は維持できている)なことから、今回は「立脚期」に問題があると考え、勝浪先生からアドバイスをいただきながらアプローチを行っていきました。 PNFの理念の1つである「ポジティブアプローチ」。今回は肘の屈筋群が強いということで、肘の屈筋群を使った体幹筋のトレーニングから始まり、臥位→膝立ち→座位→立位→立位での重心移動の流れで講習会は進みました。 今回も、抵抗の方向や接触の仕方など、新たな発見・課題もでき、あっという間の1時間半でした。次回は9月4日(水)です!お待ちしております!

ごきげんPNFセミナー · 16日 7月 2019
2019年7月10日(金)に、毎月恒例の「ごきげんPNFセミナー」を開催しました。 今回は、今年3月に静岡で行われたPNFのコース(レベル3)の内容を簡単にご紹介させていただきました。 内容は「パーキンソン病」の治療を運動学習の「反復のない反復」「シェーピング」を使った治療の流れをごきげんスタッフより紹介させていただきました。 「シェーピング」とは・・・今の活動レベルよりもわずかに困難なレベルの課題を段階づけるテクニック。 例えば、 ①安定した肢位から不安定な肢位へ ②開眼から閉眼へ ③静的から動的へ ④抵抗の強さ、用手接触の量 ⑤ダブルタスク、トリプルタスクなど・・・ 「反復のない反復」・・・同じことを繰り返すのではなく、姿勢・環境、スピードまたはコマンドを変え、少しずつ動作に変化を加えていくことが大切で、簡単な動作のみを繰り返し行うと次の動作が予測でき、慣れが生じてしまうとのことでした。今回は、背臥位→側臥位→ハーフニーリング→立位での治療法方法を紹介させていただきました。 日々の治療がマンネリ化していませんか?ちょっとした変化を加えるだけでいつもと違う刺激をあたえられるかも?